CentOSのインストール

ディスク利用計画も立ったので、CentOSのインストールを行います。今回の録画サーバではCD/DVD/BDのドライブを利用した運用は考慮していないので接続も購入もしていません。そのため、インストールにはUSBの外付けドライブを利用しました。BIOSでUSBデバイスをFirstBootに選択してCentOSのインストールDVDから起動します。

ディスク構成

今回のシステムの導入では、デフォルトのインストールと異なるインストールを行っています。
パーティション選択のメニューで「高度なストレージ構成」をクリックします。

  1. 1個目のディスク(sdaもしくはhda)を選択します。
    1. 1個目のスライス(sda1)を作成し、ex3fsで /boot にマウントするように設定します。
    2. 2個目のスライス(sda2)を作成し、swapデバイスとして指定します。
    3. 3個目のスライス(sda3) を作成し、linux LVMとして定義します(rootVG用のPVになります)。
    4. 残りはOSインストール後に revVG用のpvとして設定するので今はそのままにしておきます。
  2. 2個目のディスク(sdbもしくはhdb)を選択します。
    1. 1個目のスライス(sdb1) を作成し、linux LVMとして定義します(rootVG用のPVになります)。
    2. 残りはOSインストール後に revVG用のpvとして設定するので今はそのままにしておきます。
  3. 3個目のディスク(sdcもしくはhdc)を選択します。
    1. 1個目のスライス(sdc1) を作成し、linux LVMとして定義します(rootVG用のPVになります)。
    2. 残りはOSインストール後に revVG用のpvとして設定するので今はそのままにしておきます。
  4. 「LVM」」をクリックします。
    1. sda3、sdb1、sdc1 を選択しrootVGを作成します。
    2. rootVGからrootLVを割当て、ex3fsで / にマウントするように設定します。
    3. rootVGからvarLVを割当て、ex3fsで /var にマウントするよう設定します。
ディスク構成注意点

インストールメニューでは、 lvのミラーは行う事ができません。導入後作業で実施します。

ネットワークデバイス設定

d:id:tirol_choko:20100526に記載した、Realtekドライバの問題が発生する可能性があるので、導入時にはネットワークのセットアップを行いませんでした。