LVM - iSCSIターゲットの設計
今回は以下整理を行ってシステムの設計ポリシーをまとめてみました。
対象データ | データの重要性 | データサイズ | 失った場合の影響 | リスク対策 | 共有の必要性 |
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OS | 重大 | 中 | OSが起動しない | ミラー構成/バックアップ | なし |
録画データ編集 | 大 | 大 | 編集データのロスト | 再編集 | あり |
この情報を元に、LVMを利用してディスクの切り出しを行います。今回は物理4ディスクに空きがあったのでスライスを行い、PVを4個用意しました。ここから、OS用のディスクと録画データ編集用のディスクを切り出します。また、共有の必要性からIPによるACLの定義を考えます。今回はiSCSIのターゲットのソフトウェアはCentOSで標準で使えるtgtdを利用しました。
上記設計を元に作業を行います。